取扱工法をご案内します。

○FRPグリッド基礎補強工法
○制震テープ

FPRグリッド基礎補強工法

狭いスペース&住みながらの施工が可能に!
住宅基礎耐震補強の新工法!

FPRグリッドは、炭素繊維、ガラス繊維などの高性能連続繊維を、耐食性に優れたビニルエステル樹脂に含浸・硬化させ、格子状に一体成型したFPR(繊維強化プラスティック)製の格子筋です。
鉄筋と較べて軽量でありながら、鉄筋の数倍の引張強度をもち、腐食の心配がありません。

  • ●耐震性に優れる
     現行RC基礎相当の耐震強度が実現可能。
  • ●施工性に優れる
     境界壁等を撤去せずに狭いスペースでの施工や、現場にて薬品類を使用せず、住みながらの施工が可能。
  • ●室外機、配管、雨樋等の移設が不要
     室外機、配管、雨樋等の移設をせずに耐震補強が可能。
  • ●短工期で経済性に優れる
     最短3日からの施工が可能。

※上記は標準的な条件の場合であり、現場状況等により異なります。

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制震テープ

地震に強い住宅は中身が違います。
柱・梁と面材の間に「制震テープ」を挟んで住宅まるごと制震ダンパーにします。

制震テープは、厚さ1mmの粘弾性体テープです。
高層ビル用の制震装置に用いられる粘弾性体(ブチルゴム系)を、制震住宅用として、両面テープ状に加工したものです。通常の粘着テープの2倍以上の粘着力を持ち、高い耐久性を備えています。
柱と面材(石膏ボードなど)を強力に粘着させることができます。軸材と面材の間に緩衝材として制震テープを挟みこんで地震エネルギーを吸収し、地震に対して建物全体が粘り強くなることで、制震住宅となります。
粘弾性体だけでは制震ダンパーにはなりません。制震テープ、軸材と面材の3つが揃って、はじめて制震ダンパーとなるのです。

「超制震住宅」とは、家全体が制震ダンパーとなる住宅のことです。

  • ●大地震時、最大80%揺れを低減します。
     兵庫県南部地震を何度も与えた実物大振動実験において、制震テープを使用すれば、住宅の揺れ(層間変位)を最大80%低減できることを確認しています。これは、制震テープを全体にバランス良く配置し、住宅まるごとダンパーにしているからこそ為せる業です。
  • ●防災科学技術研究所・東京大学・清水建設の3者で共同開発
     高層ビル向けに長期耐久性とエネルギー吸収性に優れた材料として開発された粘弾性体。これをビルの場合は、2枚の鋼板に挟んで制震装置にしますが、そのままでは強すぎて住宅用には不向きでした。この材料に注目した防災科学技術研究所・東京大学・清水建設の3者が、2000年に粘弾性体を両面テープ状に加工し、柱・梁と面材の間に挟み込むことで、大地震時の損傷を極限まで抑えられる住宅用制震システムを開発しました。
  • ●110年後も十分な制震性能を維持します。
     劣化の三要素のうち制震テープにとって問題となる熱劣化について、アレニウス法に基づいた促進実験により、110年以上の間、粘着強度の変化率は0~-10%間を安定維持することが確認されています。
  • ●「住宅まるごとダンパー」伝達材は不要、吸収材だけなので合理的です。
     一般的な制震装置は、「揺れを熱エネルギーとして吸収する素材(吸収材)」と「そこへ揺れを集める仕組み(伝達材)」の2つで成り立っています。
    しかし、「制震テープ」は約1000mの吸収材を住宅全体に分散配置するので、伝達材は不要になり、振動吸収のバランスも良く、大きな制震効果が期待できます。

※上記は標準的な条件の場合であり、現場状況等により異なります。

耐震・免震・制震の違い

制震構造の現状

超制震住宅とはどんな工法?

超制震住宅のメカニズム

超制震住宅のデータ解説

超制震住宅の耐久性

一般的な制震住宅との比較



自治体によっては耐震診断や改修工事に補助金が交付されます。お住まいの市町村役場および県庁にお問い合せください。

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